失敗しない!トイレ選びのポイント

突然ですが、トイレの種類って何種類あると思いますか?

たくさんあるように思えて、実は大きくわけて、3種類なんです。

 

今日は、この3種類についてメリットデメリットを踏まえた

トイレの選び方をお伝えします。

 

【トイレの種類】

組み合わせトイレ(タンク、便器、便座が分かれている)

一体型トイレ

タンクレストイレ

それぞれの特徴を見てみましょう。

 

 

 

【組み合わせトイレ】

日本初の温水洗浄便座は1967年10月に伊奈製陶(現:LIXIL)が温水洗浄便座付きの便器として発売した

「サニタリーナ61」です。 一方TOTOは同時期にアメリカ・ビデ社からウォッシュエアシートの特許を取得。

輸入品の不具合を改良・新たに開発した暖房便座機能を搭載した国産品のウォッシュエアシートを1969年11月に発売しました。

輸入品同様、医療関係向けに販売しましたが十分な完成度とはいえず普及にまで至りませんでした。

 

温水洗浄便座の発売へ
第1次オイルショック後の1970年代後半、TOTO独自の温水洗浄便座の開発が始まりました。

開発にあたって、温水の温度、水量、ノズル位置や洗浄角度、

座り心地などそれぞれ最適な洗浄条件を探るためTOTO社内での実験が繰り返され、

温水の温度制御についてはICと温度センサーを採用することで実現できました。

そして1980年6月に温水洗浄便座発売。「Gシリーズ(貯湯式)」と「Sシリーズ(瞬間式)」の2タイプが展開されました。

1982年には「おしりだって、洗ってほしい。」のキャッチコピーを用いたCMで温水洗浄便座の知名度が上がりました。

ちなみに、温水洗浄便座の商品名として

「ウォシュレット」はTOTO、

「シャワートイレ」はINAX(LIXIL)の、それぞれメーカー登録商標として

使われています。

ちなみにウォシュレットは「これからは洗う時代です。洗いましょう。」=「レッツ・ウォッシュ(Let’s Wash)」という意味を込めて名付けられたそうですよ。

 

メリットとしては、大便器と便座が別々なので、便座が壊れた時にはその部分だけを交換できるため、経済的です。

便座も種類が多くでているので、安価なものから、高機能のものまで選ぶことが出来ます。

ただし、デメリットとしては、大便器と便座が別々になっているため、凹凸や隙間があり、お掃除がしにくいと感じる方もいらっしゃいます。

また、便座の種類・機能によっては、費用が高くなってしまう場合もあります。

長く使用したい方におすすめです。

 

【一体型トイレ】

一体型トイレは、コンパクトなデザインでスペースを節約できます。見た目もシンプルでおしゃれです。

トイレ本体とタンクが一体になっているため、凹凸も少なく、お掃除もしやすい形状です。

現在では、手頃な価格帯のトイレを多く選ぶことができるのも特徴です。

ただし、一体型であるため、便座部分が壊れた場合、

購入してから年数が経っているとパーツの単体交換修理が難しい場合があり、全体を交換する必要があります。

1回あたりの購入価格を抑えたい方にお勧めです。

 

【タンクレストイレ】

タンクレストイレは、タンクがないためスリムなデザインでおしゃれな印象を与えます。

また、タンクに水をためて流すタイプではないため、連続で水を流すことができます。

タンクがない分、お掃除が簡単でメンテナンスもしやすくなります。

ただし、別途手洗いの設置が必要な場合もあり、他のトイレに比べて高価格帯の商品が多いです。

そして大便器と便座部分がセットになっているため、故障時に

経過年数が経ち、修理が難しい場合は、全体を交換する必要があります。

 

空間を広く、スタイリッシュにしたい方にお勧めです。

 

それぞれのメリットやデメリットを検討していただき、予算、必要な機能、見た目のデザイン性など、

自身の優先順位に合わせてトイレを選ぶことをお勧めします。

 

トイレも日々進化していて、昔とは節水性、機能もずいぶん変わってきました。

 

ちなみに我が家は、組み合わせトイレで、ウォシュレット部分だけの交換は可能ですが、

仮に壊れたとしたら、大便器も交換したいなと思っています。

 

理由は、使う水の量が比較にならないほど少ないこと、

素人では落とせない汚れや色の変化(縁の部分や床のクロスなど)があること

今の機種はとにかく掃除がラクだからです。

 

もし、どのトイレが自宅にとって最適かについてご質問がある場合は、お気軽にショールームにお越しください。

お待ちしております。

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